ドローン国家資格の種類(一等・二等)とは?できることの違いを解説

「ドローンの国家資格」と呼ばれる無人航空機操縦者技能証明には、一等二等の2区分があります。同じ試験制度の中の上位・下位資格で、対応できる飛行の範囲・学科試験の出題数と時間・合格に必要な正答率が異なります。このページでは二等・一等それぞれで「できること」の違いを、公式資料とアプリの実データにもとづいて整理しました。

最終更新:2026年9月3日

ご利用にあたって:本ページおよびアプリ「ドローンウカール」は、政府・国土交通省・指定試験機関(一般財団法人日本海事協会)のいずれとも関係のない、個人開発の非公式サイト・アプリです。試験日程・手数料・申込方法などの正式な情報は、必ず国土交通省「無人航空機操縦者技能証明等」および無人航空機操縦士試験案内サイト(指定試験機関)をご確認ください。本ページの記載内容は執筆時点の公開情報をもとにしており、内容の正確性・最新性を保証するものではありません。

1二等と一等――学科試験の違い

二等無人航空機操縦士一等無人航空機操縦士
出題形式三肢択一式(CBT方式)
出題数50問70問
試験時間30分75分
合格に最低限必要な正答率80%程度90%程度

出典:無人航空機操縦士試験案内サイト「学科試験」 https://ua-remote-pilot-exam.com/guide/written-examination/

2二等技能証明 と 一等技能証明(対応できる飛行区分)

二等一等
  • カテゴリーⅡ飛行(立入管理措置を講じたうえでの特定飛行)に対応する資格
  • 第三者上空を含むカテゴリーⅢ飛行には追加の安全確保措置なしでは対応できない
  • カテゴリーⅢ飛行(第三者上空・補助者なし目視外飛行等、レベル4飛行を含む)に、一等技能証明+第一種機体認証で対応可能
  • 二等の出題・実施範囲を含む上位区分
一等・二等の両方を有する者が更新講習を受ける場合、一等の実地講習を受講すれば二等分の実地講習は免除される。

レベル3.5飛行 と レベル4飛行(無人地帯と有人地帯の目視外飛行)

レベル3.5飛行(カテゴリーⅡ)レベル4飛行(カテゴリーⅢ)
  • 無人地帯での目視外飛行。飛行経路下に歩行者等がいないことを機上カメラで確認し、立入管理措置を代替する
  • 機体の種類・重量に対応し目視内飛行の限定解除を受けた技能証明が必要。一時的な道路等の横断に限り、移動中の車両等の上空を飛行できる
  • 有人地帯(第三者上空)での補助者なし目視外飛行
  • 一等技能証明+第一種機体認証+国土交通大臣の許可・承認がそろって初めて可能
レベル3.5でも歩行者等の第三者の上空を飛行できるわけではない。第三者上空はカテゴリーⅢ(レベル4)の領分。

出典:国土交通省「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第5版)」https://www.mlit.go.jp/common/002010809.pdf /無人航空機レベル4飛行ポータルサイト https://www.mlit.go.jp/koku/level4/

3出題科目の違い

学科試験の出題科目は、二等が8科目、一等はそれに加えて一等だけの限定科目2科目を合わせた10科目です。一等の出題範囲は二等の範囲をすべて含みます。

二等・一等 共通の8科目

一等のみで出題される2科目

学科試験対策アプリ「ドローンウカール」には、オリジナル問題を全638問収録しています。このうち二等の出題範囲は562問、一等だけの限定範囲は76問です(アプリ収録数の内訳であり、本試験の出題プール数ではありません)。

4第一種機体認証 と 第二種機体認証

第一種機体認証第二種機体認証
  • 有効期間は1年
  • カテゴリーⅢ飛行(第三者上空を含む飛行等)に一等技能証明とあわせて必要
  • 有効期間は3年
  • 二等資格によるカテゴリーⅡ飛行で、機体認証・技能証明の取得により一部の許可・承認手続を不要にできる場合がある
リスクの高い運航区分に用いる認証ほど有効期間が短く設定されている。

出典:国土交通省「無人航空機レベル4飛行ポータルサイト」https://www.mlit.go.jp/koku/level4/license/index.html

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